豊かにはたらき、生きるために。

心トトノイ、思考トキハナチ、自分に火をトモス 「totot（トトット）」

2023年1月。「サウナ」と「対話」を織り交ぜたワークショップ「 -taiwa no sauna-」を、SaunaLab Kanda（サウナラボ神田）にて開催しました。

今回のテーマは“Re-set”。

様々な領域ではたらくリーダーたちが集ったこの場で、どのような化学反応が生まれたのか……第1回のtaiwa no saunaをレポートにてご紹介します。

本格的フィンランドサウナで対話

第1回taiwa no sauna は、皇居にほど近いオフィス街、東京神田のSaunaLab Kandaを貸し切って行いました。（普段も予約優先制で人数制限がある施設なので、混雑を避けてサウナを堪能できます）

「女性にひらかれたサウナ」というコンセプトを掲げている場所だけあって、清潔感があり、オーナーの米田行孝さんがサウナの本場フィンランドに何度も通って作ったというこだわりが随所に感じられる施設です。

当日、集まったのは男女12名。普段は異なる領域ではたらき、その分野を牽引している人たち。

しかし、最初のアイスブレイクでは「ご自身の所属や役職・肩書きなどは極力言わないよう」にと、お願いしました。サウナのメタファーの通り、日頃まとっているものを脱いだ、素の自分の状態で、参加者同士で出会い、対話していただきたいためです。

それぞれが今の気持ちをシェアしながら、これからはじまる体験に向けて心踊る時間を過ごしました。

都会での自然体験。

SaunaLab Kandaの特徴は、まるで自然の中に足を踏み入れたような感覚に浸れること。OKEサウナエリア／IKEサウナエリアがあり、メインの「フォレストサウナ」や「アイスサウナ」は男女それぞれに。また、共有スペースの「ビィヒタマウンテン」と呼ばれる場所では外気浴もできます。

時に、誰かと対話。時に、自分との対話（内省）。約1時間半、思い思いのスタイルで、「はたらく」に向き合いました。

リフレッシュした後の対話で得る、新たな気づき

サウナ後、着替えて終了……では、ありません。外気浴で頭がスッキリした感覚を各自が持ち寄って、さらなる対話の時間を過ごしました。

1回目の対話は、男女別々。この2回目の対話では男女混合で、熱が冷めた後のサウナや、アートギャラリー、茶室など4箇所に分かれて実施。場所も人も変わることで、新たな気づきが生まれるきっかけができました。

taiwa no sauna の時間は全体で約3時間。サウナ後のリラックスした気持ちで行う対話は、オフィスの会議室で行うそれとはまた違った体験になったのではないでしょうか。

人それぞれの“Re-set”体験

参加者からは、サウナという共通の体験を通じて、新しい人と出会えたことや、自分の考えを整理できたなど、ポジティブな感想が多く寄せられました。その一部をご紹介します。

「最初は、サウナで対話ってどうなんだろうという気持ちで参加しました。実際に体験してみると、フィジカルとメンタルの満足度、そして笑顔の数が違いましたね。みんな笑っていたのが印象的でした」

「taiwa no saunaは、人によって受け止めるものが違う場であったなと思う。わたし的には、いろいろと考えるタイミングでもあったので良かったです」

「働くというテーマで初対面同士で話すのは、なんだか不思議な体験だなと感じました。ただ、労働という意味での働くという話は全く出てこなくて、社会のために良いことをすることや、自分の幸せや相手の幸せのために働くという理想がある中で対話できました。個人個人の自然発生的に対話が生まれていく体験が面白かったです」

「体験が心地良かったし、対話の中で今抱えている課題に対するヒントをいただきました」

「体験費用をペイフォワードしていくというコンセプトがよかった。参加して良かったらお金を払うという満足度ではなく、次の人に送るという仕組みがよかったので、今後も続けて開催してほしい」

人や組織の半歩を紡ぎ出す。これからの展望

tototは、働く人の心と身体をサウナで解き放ち、その人の半歩を創り出すプロジェクトです。

今回開催した「taiwa no sauna」は、そのプログラムの1つ。今後もこのイベントは招待制でクローズドの開催を予定していますが、同時に法人向けワークショップなども展開しています。

チームビルディング、セルフリーダーシップ、キャリア探究など、人や組織の半歩（明日からの行動変容）を紡ぎだすプログラムの詳細を知りたい方はぜひお問い合わせください。

totot 法人向けワークショップのご案内 https://totot.me/totot_workshop/